経理・税務ガイド

歯科医院の経理・税務ガイド

経費・確定申告・届出・減価償却・税務カレンダーの全体像

経費管理のポイント

歯科医院の経営では、高額な医療機器の導入や歯科材料の仕入れ、人件費など、多岐にわたる費用が発生します。これらの経費を適切に分類し、漏れなく計上することは、正確な損益把握と適正な納税のために不可欠です。このチェックリストを活用し、日々の記帳から確定申告までスムーズに進めましょう。個別の税務判断については、必ず税理士等の専門家にご相談ください。

歯科医院の経理ポイント

  • 高額医療機器(CT、歯科ユニット等)は減価償却の対象です。耐用年数(医療用機器は5年または8年)に応じた適切な償却費計上と、償却資産税の申告漏れに注意しましょう。
  • 自費診療収入は課税売上、保険診療収入は非課税売上です。消費税の計算を誤らないよう、日々の記帳で明確に区分し、課税仕入れにかかる適格請求書(インボイス)の保存を徹底しましょう。
  • 歯科材料の期末棚卸は、正確な売上原価を算出するために必須です。特にインプラント材料など高額なものは、月末在庫を正確に把握し、棚卸資産として計上するのを忘れないようにしましょう。
経費チェックリストで詳しく見る →

歯科医院でよくある計上漏れ

  • 保険診療と自費診療の売上区分が曖昧で消費税の計算を誤る — 保険診療は非課税売上、自費診療は課税売上であり、両者を明確に区分して記帳する必要があります。
  • 高額医療機器の減価償却費計上漏れや耐用年数の誤り — 歯科ユニットやCTなど高額な設備投資が多いため、適切な減価償却費を計上しないと損益計算が正しく行われません。
  • 開業前の支出(開業費)を費用計上し忘れる — 賃貸契約費用や内装工事費の一部など、開業準備段階の支出は開業費として繰延資産に計上し、償却できます。

免責事項:この情報は一般的な参考情報であり、個別の税務判断を提供するものではありません。具体的な税務上の判断については、税理士等の専門家にご相談ください。